まとめ

以上に見てきたように、ある程度のパワーのPCでなら、Cygwinはかなり有用そう である。特にXFree86を使えばかなりのUNIX用ソフトが利用できる。どの位のパ ワーが必要かははっきりとは判らないが、私が自宅で使用している自作PCの場合、 AMD Duronの1GHz+512MBメモリでやや重かったが、AMD Athlon XP2000+に変更し た現在ではほとんど問題ない。

SPIRALのCygwinヘの移植版にSPIRAEAを組み合わせて使うことで、かなり本格的 な天体画像処理の可能な環境を構築できる可能性があると言える。

図: Cygwin上のSPIRAL: SPIRALのタスクimgdispで画像を拡大表示し、プロファイルも表示してみたところ。 左下のアイコンにLinuxとあるがこれはXのウインドウマネージャがLinux用のものであるためである。