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インストール

インストールの手順については、上記の最後の2ファイル、``PC-IRAF V2.12 Installation Guide'' (pciraf.ps.Z)と ``IRAF Site Manager's Guide'' (unixsmg.ps.Z)にかなり丁寧に説明されて いますので、まずはこれらをよく読むことをお奨めします。

また、上記の2文書は読んでいられないという方は、READMEを読まれると良いと 思います。もう少し簡単に必要なことが述べられています。

それも読めないという方は、この文書を読めば何とかインストールできるように 書いているつもりです。

具体的な手順については以下のようにすると良いでしょう。(実際には、 ファイルの圧縮を解いて然るべき場所に置き、環境設定をするだけです)

  1. まずはIRAFを置く場所を決めます。200MB程度は余裕のあるディスク あるいはパーティションを選んでください。
    そのディレクトリは/irafという名前にしておくと、色々なことが 単純に済むと思いますが、適当なディレクトリを確保して、そこが /irafに見えるようにシンボリックリンクを作ればそれで 構いません。
    (以下では、/soft/IRAFというディレクトリをIRAFの 置き場所として確保したと仮定します)
  2. irafというユーザアカウントを作ります。
    このユーザのホームディレクトリは/iraf/iraf/localにします。
    私の場合、以下のようにしています。(admintoolを使うべきかも知れませんが)
    つまり、rootになってから
    (以下#はrootのプロンプトを表します。 また、irafのuserID、groupIDを共に5001とします。)
          # mkdir /soft/IRAF
          # ln -s /soft/IRAF /iraf
          # mkdir /iraf/iraf
          # /usr/sbin/groupadd -g 5001 iraf
          # /usr/sbin/adduser -c "IRAF Administrator" -d /iraf/iraf/local \
            -g iraf -s /bin/csh -u 5001 iraf
          # passwd iraf
          # chown -R iraf.iraf /soft/IRAF
    
    以下の作業のほとんどは上記で作ったirafというユーザで行います。
  3. ユーザirafになってファイルを展開します。
    IRAF関連のファイルは以下のようなディレクトリ構造に展開すると 全てがもっとも単純に進みます。
       /iraf                         IRAF関連ファイルのルートディレクトリ
       /iraf/iraf                    IRAFそのもののルート(ASを展開するディレクトリ)
       /iraf/irafbin                 IRAFのバイナリを展開するディレクトリ
       /iraf/irafbin/bin.redhat      RedHat Linux版IRAFコアシステムを展開するディレクトリ
       /iraf/irafbin/noao.bin.redhat RedHat Linux版NOAOパッケージを展開するディレクトリ
       /iraf/x11iraf                 X11IRAF用ディレクトリ
       /iraf/extern                  外部パッケージ(stsdas, spiral等)用のディレクトリ
    
    IRAFの配布ファイルはtarでアーカイブされ 1、 gzipで圧縮されています。
    展開は以下のようにして行うことができます。

    例えば、IRAFのサイトから取得して来たファイルを置いた場所が /soft/Bankであるとした場合、
    (以下 %はユーザirafのプロンプトを示します)

         % setenv iraf /iraf/iraf/    (最後に / が必要なことに注意)
         % cd $iraf
         % tar xvfz /soft/Bank/as.pcx.x86.gz 
         % cd /iraf; mkdir -p irafbin/bin.redhat ; cd irafbin/bin.redhat
         % tar xvfz /soft/Bank/ib.rhux.x86.gz
         % cd /iraf; mkdir  irafbin/noao.bin.redhat ; cd irafbin/noao.bin.redhat
         % tar xvfz /soft/Bank/nb.rhux.x86.gz
    
  4. インストールスクリプトを実行します。
         % setenv LANG C
         % setenv iraf /iraf/iraf/              (最後の / に注意)
         % cd $iraf/unix/hlib
         % source irafuser.csh
         % ./install -n
    
    ここで最後の-nは実際には実行しない(試してみるだけ)という意味です。 を表しています。スクリプトの実行の途中で様々なことを訊かれますが、 基本的には最初の3つに答えれば良いはずです。つまり、
    New iraf root directory (/iraf/iraf): 
    Default root image storage directory (/iraf/imdirs): 
    Local unix commands directory (/usr/local/bin):
    
    これらは、それぞれIRAFを展開したディレクトリ、 デフォールトの画像ファイル用のディレクトリ 2、 実行ファイルを置くディレクトリを訊かれているのですが、今の場合は 括弧の中の通りに答えれば良いはずです。

    途中でネットワークの設定がエラーになるかも知れません。 この場合はとりあえず「ネットワークの設定をしない」にして 先へ進んでみてください。(本番ではエラーになりません)

    他に特にエラーがなく無事に終わったら、続いてsuコマンドでrootになり、

         # /bin/csh
         # setenv LANG C
         # ./install
    
    を実行します(上記の#はrootのプロンプトを示します)。 スクリプトが終了したら、exitコマンドでrootから抜けてください。



HAMABE Masaru 平成15年11月27日