インストールの方法はREADME(リリースノート)に書いてありますが、 いたって簡単で、上記のtar.gzファイルを展開して、その中の installというスクリプトを実行するだけです。 具体的には、例えば以下のようにします。
% mkdir x11iraf; cd x11iraf % tar xvfz x11iraf-v1.3.1-bin.redhat.tar.gz % su # ./install # exit
これでOKのはずと思いましたが、残念ながら、RedHat Linux 9の場合は まだ、xgtermを使えません。
理由は、x11irafの用いるncursesライブラリのバージョンが、RedHat Linux 9 では、一つ上のものになってしまっているからです。根本的な対策としては、 上記のサイトからx11irafのソースファイルを入手してコンパイルしなおす ことです。しかしながら、そのためにはLinuxに更にツールを導入する必要も あります。
もっとも簡単な解決法は、ncursesライブラリに古い名前も付けてしまうことです。 具体的には、
% su # cd /usr/lib/ # ln -s libncurses.so.5 libncurses.so.4 # exitとしてみます。これで、とりあえずxgtermだけは問題なく使えるようです。