清水 恒子、浜部 勝 (日本女子大学 理学部 数物科学科)
この文書は w3m を使って見ると読みやすいように作成しています。
タスク名 機能
---------+----------------------------------------------------
APINTEG 簡易開口測光
BADPIX 画像中の欠陥画素等を補正する
BANDLIST カラーバンドにより画像を分類する
BIASLIST バイアスデータとそれ以外を分類する
CMAP 2色の画像の除算により色分布を求める
IMGDISP 簡易画像表示ルーチン
IMREGIST 2枚の画像の位置合わせをする
SKYSUB 背景光補正を行なう
SMOOTH 画像の平滑化をする
UNITMAG 開口測光データを用いて輝度の0点を決める
目次へ
---------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
APINTEG
-- 簡単な開口測光(aperture photometry)を行なう
apinteg image
測光を行う天体の画像ファイルの名前。(背景光の補正済みのもの)
subtract = yesにすると、周辺のpixelsから、underlying componentsを
推定し、それを補正(差引)します。
上記の補正用データを取り出す部分の指定に関わるパラメータです。
例えばデフォールト(margin = 1.5)の場合、用いる開口の直径が15"
ならば、
直径15"および直径22.5"(=15"x1.5)の円で挟まれた円環上のデータが
背景成分の補正に用いられます。
"yes" にすると、重心を測光に使います。
測光したい部分を指定する際、PGPLOT を用いて対話的に決める場合は
"yes"にします。
ds9 で作成したregionファイル( .reg )を利用する場合は"no"にします。
ds9 で作成した、測光したい部分を指定したregionファイル
非常に単純な開口測光を行うものです。(多くの場合は、apphot等を使った方が
良いかも知れません)
起動後のメッセージに従って御使用下さい。
( [補足] 参照 )
まず、測光を行う画像ファイルをds9 で開きます。測光を行いたい部分を選び、
"Region"の"Circle"で星を囲みます。
測光を行う部分が複数ある場合は、"Circle"を複数使って囲うことで、一度に
測光を行うことができます。
囲う作業が終了したら、regionのデータをファイルに保存します。
apinteg を起動し、起動後のメッセージに従って下さい。
noao.digiphot.apphot
| リスト名 | リスト内のファイル名 |
|---|---|
| flatB.list | (ファイル名)_bs | flatV.list | flatR.list |
| objectB.list | (ファイル名※)_bs | objectV.list | objectR.list |
| objectffB.list | (ファイル名※)_ff | objectffV.list | objectffR.list |
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
| ファイルの種類 | リスト名 | ファイル名 |
|---|---|---|
| BIAS | bias.list | (ファイル名) |
| BIAS以外 | notbias.list | (ファイル名) |
| (BIAS以外)-(BIAS) | bsub.list | (ファイル名)_bs |
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
register
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
--------------------------------------------------------------------------------
[使用法]
[パラメータ]
[説明]
[例]
[バグあるいは制限]
[参照あるいは比較すべきプログラム]
(以下の文章はまだ不完全かも知れません.誤り等を発見されましたら、是非、
浜部まで御一報ください)
(以下の作業はirafのアカウントで行なって下さい)
例) もしも、/iraf/extern というdirectoryにinstallするなら
例)
ISOPHOTES.INC は多分変更する必要がありません。
SPIRAL.INC はサイトに応じて変更しなくてはいけないはずです。
longo.ubvmag はCDS7167.catalogという名前でCatalogディレクトリに含まれており、
更にlongo.ubvmagからのsymbolic linkになっています。
また、wedge.logi も Catalog ディレクトリにあります。
##### Solarisをお使いで、SunFortranをお持ちでなく g77を
御使用の場合は、
(但し、この日本語マニュアルもちゃんと保守できていませんので
あまり役には立たないかも知れません)
何かわからないことや困ったことがあったら、東大理天文センターの
浜部にお問い合わせ下さい。
まだまだバグはたくさんあります。
ユーザーの皆さんのレポートをお待ちしています。
ここでは、システムの中に installされたSPIRALからprogramを抜きだし、
好きなように変更して使う方法のヒントをお知らせしておきたいと思います。
SPIRAL(多くの場合/iraf/extern/spiral/にinstallされている)から
適当なプログラムをコピーしてお試しください。
##### 下の方法は、SPIRALに関係ない自分のプログラムを
IRAFの中でタスクとして使う場合にも応用できます。
例えば、IRAFの中でtaskとして使いたいプログラムmyprogがあるとして
それが /home/mhamabe/progs にあるとします。また、このプログラムは
PGPLOTとCFITSIOとSPIRALのライブラリを使っていると仮定します。
(面倒なので、OSは Solaris2.xを想定します)
この時、Makefileは例えば、myprogのソースが myprog.f mysubs.f
であるとして、
また、このプログラムに対応した cl 例えば myprog.clを
##### CL scriptの書き方については、IRAF Cookbookの洞口先生の記事を
参考にしてください。
上記の場合、myprogは、必須の引数として image、オプションの引数として
magscaleをとると仮定しています。
更に、login.clには
##### 間違い等あれば お知らせください。
(一応は実験して見ましたが...)
CMAP
-- 青い画像を赤い画像で割り算して色分布の画像を作成する
cmap blueimage redimage outimage
青いバンドによる天体の画像ファイルの名前(背景光補正済みのもの)
赤いバンドによる天体の画像ファイルの名前(背景光補正済みのもの)
色分布を表す天体の画像ファイルの名前(出力)
割り算に使わない画素値の限界を示す値
基本的にはimarithで行えるような画素間の割り算を行いますが、S/Nの低い
部分は割り算を行わず、その部分にはFlag値として -999.0 を代入します。
imarith
IMGDISP
-- 画像をX-Windowを使って表示する
imgdisp image magscale
表示すべき天体の画像ファイルの名前
表示レベルを mag-scale にするかどうかを決めます。
"no" にすると、一次になり、"yes" にすると実行後に入力できるよ
うになります。
SAOimage あるいは XImtoolのような画像表示ツールです。
簡単なツールですが、IRAF形式のファイルとFITS形式の画像を表示できます。
また、マウスあるいはキーボードの操作により以下のようなことができます。
(以下 [k]は表示された画像の上にマウスカーソルを置きキーボードの k を
押すことを示し、<L>、<M>、<R>はそれぞれマウスの左、中、右ボタンを
クリックすることを示すものとします)
画像表示の色あるいはレベルの調整など
[1]〜[7] + <R> 表示の色を変えます
[z] 表示のレベル(z1, z2)を変えます
[i] + <R> 色を反転させます
[f] + <R> コントラストと輝度を調整します
カーソルの x の位置により輝度を、y の位置により
コントラストを調整します
[<] フレームを小さくします
[>] フレームを大きくします
[/] デフォルトのフレームサイズに戻します
マウスによる操作は若干ややこしいのですが、画面下部のカラーバー
をクリックすることでレベルが調整できます
<M> 表示レベルを初期状態に戻す
<L> z1, z2の値を下げます
<R> z1, z2の値を上げます
上記で、z1, z2のどちらが変わるかはカラーバー上の位置で
決まります。すなわち、
カラーバーの左半分 z1(下限)を変える
カラーバーの右半分 z2(上限)を変える
また変化量は、カラーバーの両端からの距離に比例します
[r] 画像を再表示します。
画像のハードコピー/GIFファイル作成
[p] imageが印刷されます
imgdisp.psというPostScriptファイルが作られ自動的に
印刷されるはずです。
印刷されなかった場合はマニュアルで上記ファイルを
印刷して下さい。
(カラーモードは[0]か[1]を使って下さい)
[P] profileが印刷されます
[c] [p]とほぼ同じですが、Color PostScriptになります
[g] GIFファイルが作成されます
profile等の表示
[x],[A],<L> マウスカーソル位置のprofileを表示します(X-PLOT)
[y],[D],<M> マウスカーソル位置のprofileを表示します(Y-PLOT)
[l] (エル) 続いて画面上の2点で<L>をクリックし最後に<R>を
クリックして下さい。最初の2点間のprofileを表示します
(最後に<R>が必要なことに注意)
[v] マウスカーソルの位置の座標と値をclの画面に表示します
Zoom/Pan
<+> カーソル位置を中心に(できれば)ズームインします
<-> カーソル位置を中心に(できれば)ズームアウトします
<0> 初期状態に戻ります
[space] カーソル位置を中心にパンします
HELPの表示
[?] キーとマウスボタンの使用法が表示されます
終了
[q] 画面上でqを押すとタスクが終了します
IMREGIST
-- 画像の位置合わせをする
imregist refimage vicimage outimage interactive refreg vicreg
位置の基準にする画像ファイル
位置合わせを行う画像ファイル
vicimage に位置合わせを行って得られる画像ファイル
星の位置を指定する際、PGPLOTを用いて対話的に決める場合は"yes"にします。
ds9 で作成したregionファイル( .reg )を利用する場合は"no"にします。
ds9 で作成した、位置の基準にする画像のregionファイル
ds9 で作成した、位置合わせを行う画像のregionファイル
位置合わせのモード
shift(単純な平行移動)、rotate(平行移動と回転の組み合わせ)、
magnify(平行移動、回転、拡大あるいは縮小)の3つのモードが使えます。
このプログラムは S-3500 版 spiral の REGISTD に対応するものです。
入力データとしては、IRAF形式の画像もFITS形式の画像も同様に使えます。

まず、位置合わせの基準になる画像、ついで変換して位置を合わせる画像が
表示されます。この後は、メニューにしたがっていただけば良いのですが、
最初に訊かれるboxのサイズは、星の位置を求める(重心検出)時に用いられる
データを切り出す領域の大きさのことです。
星の位置は、マウスで入力された位置そのものではなく、マウスで指定した位置を
中心とするbox内の中心として扱われます。したがって、非常に厳密に指定する
必要はないはずです。
( [補足] 参照 )

まず、位置を合わす基準になる画像を ds9 で開きます。位置合わせに用いる星
を任意に選び、"Region"の"Box"または"Circle"で星を囲みます。
対話的に星の位置を決める場合同様、厳密に指定する必要はありません。
Region は回転させないで下さい。
選択が終わったら、Regionのデータをファイルに保存します(これをファイル1とします)。
同様に、位置合わせを行う画像もds9で開き、基準になる画像で選択した星と同
じ星を選び、regionのデータをファイルに保存します(これをファイル2と
します)。
>epar imregist で、refreg =(ファイル1)、vicreg =(ファイル2)に
してから imregist を起動します。
SKYSUB
-- 背景光補正を行なう
skysub srcimages outimages order
入力画像(背景光補正を行いたい画像)のファイル名
出力画像(背景光補正を行った画像)のファイル名
sky background の近似に用いる多項式の次数 (0 - 5)
各orderの背景光補正の結果が表示されます。
"no" にすると、Rejected area の確認ができます。
実データを多項式近似で推定した背景光分布と比べて求めた残差を
画像表示するときの表示レベルです。
±rrange(%)よりも外れたデータはクリップされます。
背景光分布を逐次近似で求める際の試行回数
rejection areas (背景光分布の推定に用いないデータの領域)を対
話的に決める場合は"yes" にします。
"no" にすると、areas に保存されているrejection areas が使用
されます。
前回の背景光補正の際に使用したrejection areas のリストを格納
したファイル
宇宙線事象等を除くための基準値。これより大きな値を持つ画素は
sky background の評価には用いられません。
rejection areas を保存する場合は "yes" にします。
@ファイルを用いて複数の画像を入力画像として指定した場合、
出力も複数の画像になります。outimages に@ファイルを用いなかった
場合は、数字をファイル名の最後につけて出力します。その際、
offset から1ずつ増やした数字が使用されます。
@ファイルとは、あらかじめエディターで1行に1ファイル名ずつ書いた
ファイルリストを作っておき、"@(ファイルリスト名)" と入力すると
書かれたファイルを指定することができるというものです。
ex.) z.list : m51a.fits
m51b.fits と書かれたファイル
srcimages = @z.list
outimages = m51_ss
offset = 1
とすると、
m51_ss001.fits, m51_ss001.sslog, ←m51a
m51_ss002.fits, m51_ss002.sslog ←m51b
が出力されます。
rejection areas を決める際、PGPLOTを用いて対話的に決める場合
は "yes" にします。
"no" にすると、ds9で作成したregionファイル(.reg)を読み込み
ます。
"no" にした場合は、interac の値に関係なくds9で作成したregion
ファイルを読み込みます。
reintrct = "no" の場合に読み込む regionファイル名
プログラム内で使用するため、何も指定しないでください。
プログラム内で使用するため、何も指定しないでください。
Flat-fielding (感度ムラ補正) を終えた画像から sky backgroundを評価して
これを差し引きます。
background は 5 次までの 2次元多項式で近似されます。background の曲面
fit は、銀河等の明るい天体の写っている領域(rejection area)以外の領域
で行います。
また、fitting は逐次近似的に5回(default)で行われ、fit から大きくはず
れた点(星の像など)は順次自動的にrejection region になっていきます。
rejection areas を対話的に決める場合は、画面表示にしたがって作業を行っ
て下さい。
予めds9 で rejection areas を選択した region ファイルを作成しておくと、
rejection areas を対話的に決めることなく sky-fitting を行うことができ
ます ( [補足] 参照 )。
ds9 で region ファイルを作成する場合、使用する region の形は box、circle、
ellipseの3つを利用することができます。
回転させた region も使用できます。

対話的に rejection area を選択しているとき(interactive=yes)の作業画面です。
起動後のメッセージに従って作業を行って下さい。
( [補足] 参照 )

図のように、box、circle、ellipseを使って、明るい天体の写っている領域や
データのない部分を選択します。
SMOOTH
-- 画像の(局所的な)平滑化を行う
smooth oldimages newimages
平滑化を施したい画像のファイル名(IRAF形式あるいはFITS形式)
平滑化を施したあとの画像のファイル名
@ファイルを用いて複数の画像を入力画像として指定した場合、
出力も複数の画像になります。newimages に@ファイルを用いなかった
場合は、数字をファイル名の最後につけて出力します。この際、
offset から1ずつ増やした数字が使用されます。
@ファイルとは、あらかじめエディターで1行に1ファイル名ずつ書いた
ファイルリストを作っておき、"@(ファイルリスト名)" と入力すると
書かれたファイルを指定することができるというものです。
ex.) z.list : m51a.fits
m51b.fits と書かれたファイル
oldimages = @z.list
newimages = m51_sm
offset = 1
としたとすると、
m51_sm001.fits, ←m51a
m51_sm002.fits ←m51b
が出力されます。
プログラム内で使用するため、何も指定しないでください。
プログラム内で使用するため、何も指定しないでください。
平滑化のモードは4通りあります。
Intensity を基準にして局所的な平滑化を施します。
たとえばしきい値が H であれば、まず1画素毎に画素値を見ていき、
もしも画素値が H 以上ならその値をその画素の値として採用します。
また画素値が H より小さければ、その周りの画素の値を順に H に達す
るまで加算していき、その全画素の値の平均値を中心の画素の値とします。
従って、暗いところほどより平滑化されることになります。
ある大きさを持った一定の Gaussian ビームにより、画素全体を一様に
平滑化します。
まず隣接する画素の平均化により画素を小さくします(reduction)。次に
メジアンフィルターをかけてその画素を平滑化します。
ついで画素の再分割により画素を元の大きさに戻します。さらに
Gaussian フィルターにより平滑化し最終的な画像を得ます。
縦横に異なるパラメータを指定できる非等方なメジアンフィルターです。
入力ファイルの形式はIRAFかFITSに限りますが、そのどちらかは自動判別しま
す。
また出力ファイルの形式は入力ファイルの形式と揃えられます。
現在のところ対話的処理しか行えません。
median
UNITMAG
-- 銀河の画像( sky-ubtracted )の絶対較正を行い等級のゼロ点を
決める
unitmag image xc yc color
背景光の補正をした後の銀河の画像のファイル名
銀河中心のx座標(ピクセル単位)
銀河中心のy座標(ピクセル単位)
Longo et al. のカタログを使う場合、そのカラーバンドを指定しま
す。
Longo et al. のU, B, V バンドの光電測光データのカタログを使う
場合は "yes" にします。
"no" にした場合、代わりのファイル名を求められるか、又はデータ
のマニュアル入力が必要になります。
ある範囲のデータを使いたくないときには、"yes" とします。使用
しない aperture の範囲をきいてきます。
"yes" にした場合、display に成長曲線を表示する際に、縦横軸の
範囲を自動的に決めます。
グラフィックの出力デバイス
成長曲線の hard copy を取りたいときは yes にします。
ハードコピーデータの出力形式。"ps" は Postscript(これが標準
です)、"lips" は Laser beam printer Image Processing System
です。
ハードコピーが保存されるファイルの名前
ハードコピーにIDを表示する場合は "yes" にします。
銀河の画像で中心からの半径を増して輝度を積分していくことによってできる
成長曲線と、複数の大きさのダイアフラ厶で光電測光をしたデータとを比較す
ることにより、画像の等級尺度のゼロ点を決定します。
光電測光データのカタログとしては、Longo et al. の UBV-magnitudes のカ
タログを用いることを標準とします。Longo et al. を持っていないときは、
spiral$Catalog にあるサンプルを参考にして同じ名前のデータベースを作る
こともできます。
成長曲線とカタログデータの比較の様子は display 上のグラフで確認でき、
不適当なデータを削除したりすることもできます。
求められる値は、画像中でピクセル値 1.0 に対応する等級です。
計算結果は、unitmag.prn というファイルにも出力されます。
Longo et al. のカタログを用いて NGC3379 の B バンドの画像(ファイル名
n3379.b)の絶対較正を行います。銀河中心の座標は xc=271, yc=270 である
とします。
sp> unitmag n3379.b xc=271 yc=270 color="b"
sp> unitmag とだけ入力し、画面の案内に従ってデータを入力しても同様の結果
が得られます。
interactive 処理が適切と思われますので、画像は1つずつ処理するものとし
ます。
なし
PROFS package
profsパッケージは、主として輝度プロフィルを計算したり、画面表示ないしは
プリンタに印刷するためのPostScriptファイルを作成するタスク群である。
タスク名 機能
---------+----------------------------------------------------
EQPROF Equivalent profileを計算
MMPROF 長短軸に沿ったprofileを計算
PRFPLOT profile (.prfファイル)を表示
PROFIMG 画像からprofilesを計算
VPLOT VPROFの出力の表示
VPROF 楕円fitによるprofileの計算
EQPROF
-- equivalent luminosity profile を作り、測光パラメータを求
める
eqprof image
プロファイルを作成すべき銀河の画像のファイル名
データソース(c: CCD, p: Photographic)
全光度を求めるのに使われる外挿のための関数形。
e は指数関数、d はいわゆるde Vaucouleurs の1/4乗則です。
グラフを画面に表示する際に用いるデバイスの種類
"yes" にすると、いわゆる equivalent luminosity profiles が
PostScript ファイルとして得られます。
上記の出力ファイルの名前
銀河の、いわゆる equivalent luminosity profile を作成し、その観測限界
の外への外挿によって、銀河の大局的構造をあらわす測光パラメータを抽出し
ます。
プロファイルの外挿には、exponential 則、de Vaucouleurs 則が使えます。
求められた結果は、画像ファイル名の拡張子を.eqprfと変えたファイルに
書き出されます。
MMPROF
-- 銀河の長短軸に沿った輝度分布プロファイルを計算する
mmprof image profile x y angle radius
測光を行う天体の画像ファイルの名前(背景光の補正済みのもの)
出力すべきプロファイルのファイル名。ファイルの拡張子は
'.prf' が仮定されます。
銀河中心のx座標(画素単位)
銀河中心のy座標(画素単位)
銀河の長軸の方向(角度単位;画面の上から左周り)
プロファイルを求める上限の半径(角度秒単位)。
-1 を指定すると画面の端まで求めます。
"yes" にすると、長短軸に沿ったプロファイルをそれぞれ平均した
ものを求めます。
プロファイルの計算を始める最初の点におけるサンプリング
アパーチャ(角度秒単位)
サンプリングアパーチャの包絡線2本のなす角度。
fan=0 は、アパーチャが一定であることを意味します。
サンプリングアパーチャの間隔。(単位角度秒)
プロファイル上の各点のサンプリングアパーチャは、以上の3つの
パラメータで決まります。
"yes" にしておくと、実際に使われた長短軸および sampling
aperture が画面上で確認できます。
銀河の長短軸に沿った輝度分布プロファイルを画像から抽出します。
求められたプロファイルはテーブルとしてファイル出力され、prfplotタスク
で表示して見ることができるようになります。
spiral.profs.prfplot
PRFPLOT
-- mmprof および profimg タスクの出力したプロファイルの
テーブルを表示する
prfplot profile
mmprof あるいは profimg の出力ファイル。
拡張子は .prf が想定されています。
画像表示用デバイス名( xwin または xserv を推奨)
ハードコピー出力ファイル名
デフォルトの横軸スケール(1: 線形、2: 対数、3: 1/4乗)
"yes" なら、ハードコピーの右上に作図した日時を出力します。
"yes" なら、各プロファイルにラベルを表示します。
caption の横位置(デフォルトは左から枠の横幅の0.1倍の位置)
caption の縦位置(デフォルトは上から枠の縦幅の0.75倍の位置)
このタスクは mmprof および profimg タスクの出力したプロファイルのテー
ブルを
グラフィック画面に表示します。いったん表示をした後、キーボードから
コマンドを与えることによって、表示を調整したり、あるいは PostScript
ファイルとして出力したりできます。
コマンドを入力することにより、以下のような操作ができます。
[c] 記号の説明文を変更します
[h] ハードコピーを取ります
[k] プロットの種類を変更します
( 1 = 線形、2 = log、3 = r^(1/4) )
[p] 再プロットを行います
[q] プログラムを終了します
[x] x軸の値を変更します
[y] y軸の値を変更します
[*] ガウス分布の星のプロファイルを描画します
[.] ドットの種類を変更します
0 = ● 1 = ◯
2 = ■ 3 = □
4 = x 5 = +
6 = ▲ 7 = △
8 = * 9 = .
-1 = _ -2 = _ _ _
-3 = _._. -4 = ....
-5 = _... _...
変更した後は、コマンド[p]を行ってください
[?] ヘルプを表示します
vplot (spiral.profs)
PROFIMG
-- 画像上の任意の直線に沿った輝度分布プロファイルを計算する
profimg image profile x y
測光を行う天体の画像ファイルの名前(背景光の補正済みのもの)
出力すべきプロファイルのファイル名。ファイルの拡張子は '.prf'
が仮定されています。
銀河中心のx座標(画素単位)
銀河中心のy座標(画素単位)
プロファイルの計算を始める最初の点におけるサンプリングアパーチャ
(角度秒単位)
サンプリングアパーチャの包絡線2本のなす角度。
fan=0 は、アパーチャが一定であることを意味します。
サンプリングアパーチャの間隔。(単位角度秒)
プロファイル上の各点のサンプリングアパーチャは、以上の3つの
パラメータで決まります。
"yes" なら、表面輝度を等級尺度で出力します。
"no" なら、linear scale で出力します。
起動後のメッセージに従って御使用下さい。
VPLOT
-- vprof によって得られたプロファイルをディスプレーに図示する
vplot
なし
vprof プログラムによって得られたプロファイルを図示するためのプログラムです。
輝度分布、位置角、偏平率のグラフが描けます。また輝度プロファイルの
decompositionも可能です。
最初に MODE をきいてきますが、通常はただ enter キーを叩いてください。
プロファイルの名前は拡張子 .pr が仮定されています。従って、n3379.pr のグラフを
描く場合は、単にn3379 と入力してください。また、拡張子 .pub はプロファイルの
ライブラリ用に予約されています。.pub ファイルは .pr のファイルが沢山入った
ものです。
グラフは最初に、横軸を中心からの平均距離(楕円の長短半径の幾何平均;sqrt(ab))
縦軸を表面輝度としたものが画面に表示されます。
コマンドを入力することにより、以下のような操作ができます。
[a] ファイルを変更します(そのとき表示されているグラフは
そのまま表示されます)
[c] ファイルを変更します(それまで表示されていたグラフは
上書きされます)
[d] プロットを削除します
[g] 同じファイル内でデータを変更します( .pub ファイルに
のみ有効です)
[h] ハードコピーを取ります
[k] グラフの種類を変更します
( +10 = 楕円率 +20 = 位置角 )
1 = 長軸 2 = 長軸(対数)
3 = (長軸)^(1/4) 4 = 平均
5 = 平均(対数) 6 = (平均)^(1/4)
7 = 表面輝度
[m] 最初のモード変更に戻ります(PLOFILE/COMPARISON)
[p] 現在のグラフを再プロットします
[q] このプログラムを終了します
[t] 現在のプロファイルを表示します
[v] モデルによるフィッティングを行います
[x] x軸のスケールを変更します
[y] y軸のスケールを変更します
[z] 等級をシフトします(差分)
[0] デフォルトのプロットスケールに戻します
[.] プロットの形を変更します
[?] ヘルプを表示します
現在インタラクティブ処理しかサポートしていません。
10本迄のプロファイルが一度に表示できるはずですが、何故か5本くらいまでしか
ちゃんと動きません。
VPROF
-- アイソフォトの楕円近似によって(楕円)銀河のプロファイルを求める。
vprof image profile x y radius
プロファイルを抽出する画像(IRAF形式またはFITS形式)
出力するプロファイルを格納するファイル
銀河中心のx座標(ピクセル値)
銀河中心のy座標(ピクセル値)
プロファイルを計算する最大の長半径(ピクセル値)
画面の上と北とのなす角
画像が裏返しになっているときは "yes" にします。
画面の上と銀河の長軸のなす角
位置角を計算するときに中心部については平均値を採用するなら
"yes" にします。
あとで平均すべきコントアの本数を要求されます。
最も高精度の sinc interpolation を用いて計算を行う中心部のコントアの
本数
計算は逐次近似によって行なわれますが、始めは m 本より外側のコントアに
ついては精度の低い bilinear interpolation が採用されます。
bilinear はこの近似による iteration の回数です。
bilinear で計算された後、こんどは項数を減らしたやや精度の粗い sinc が
使われます。sinc はこの近似による iteration の回数です。
銀河中心も free parameter としてコントアを求めるときは "yes"
にします
銀河の長軸の位置角を固定して計算を進めたいときは "yes" にします。
軸率を固定して計算を進めたいときは "yes" にします。
軸率を固定して計算を進める場合はここで軸率を指定します。
除外する範囲の、最小の半径(ピクセル値)
除外する範囲の、最大の半径(ピクセル値)
"yes" にすると、bilinear + sinc 回の iteration の後さらにiteration
を進めます。
yes とすると、画面に表示された計算の途中経過をファイル(profile.log)
に記録します。
銀河のコントアを楕円近似することによってプロファイルを求めるプログラムです。
独立変数は楕円の長半径であり、これを0から1ピクセルずつ増しながら計算を進めます。
一番最初のiterationにおいては、コントアをひとつ前の(1ピクセル小さい)コントア
に修正を加えることにより求めていきます。2回目からは1つ前のiterationにおける
同じ半径のコントアに修正を加えることによって近似を高めていきます。
近似の良否は画面に表示されるFourier係数の大きさによってチェックできるように
なっています。
計算結果はファイルに出力され、vplot ルーチンにより図示することができます。
S. M. Kent 等により開発され、T. Lauer 等により Vista の上で改良されたプログラム
を、M. Hamabe, J. Kormendy がさらに発展させたものを、Sun に移植しました。
Hamabe-Kormendy version を移植するさいのデバッグが未だ不十分です。
vplot
[補足] ds9 を使ったRegionファイルの作成方法
マウスクリックで region を作成できます。作成した region をクリック
すると選択することができ、Delキーで削除したり、四隅の四角を
ドラッグすることでサイズを変更したりできます。

図5 の a ( Region ) をクリックし、その下にあらわれるバーの一番
右の"more..."をクリックすると、図5 の b があらわれます。
ここで、Region の形を変更することができます。
SPIRAL では、"circle", "ellipse", "box" のみを使用しています。
これらの図形は、一度クリックして選択した後、Shiftキーを押しながら
四隅の四角をドラッグすることで回転することができます。
回転した図形は、skysub実行時のみお使いください。

Region で囲った範囲以外の部分を選択したい場合は、ツールバーの
"Region" ( 図5 の c ) をクリックし、その下にあらわれるバーの中の
"Properties" をクリックします ( 図6 の d )。さらにあらわれるバーの中
から "Exclude" ( 図6 の e ) を選択します。
この後で region を作成すれば、region で囲った範囲以外が選択されること
になります。
上記の手順を行う前に region を作成し、その region を選択した状態で
上記の手順を行っても同じことになります。
図7 は、実際に "Exclude" を用いて選択した図 ( 左 ) と、skysub を実行した
結果 ( 右 ) です。
赤く塗りつぶされている部分が、選択されている領域です。


図5 の c ( ツールバーの Region )をクリックします。
図8 の f ( Save Regions... ) をクリックすると、Region が保存されます。
SPIRAL を使用する際は、保存する前に図8 の h ( ツールバー の
Region → File Coordinate System ( 図8 の g ) → Image )を確認し、
"Image" にチェックがついていなければチェックをつけてから
保存して下さい。
SPIRALのインストールの仕方
(Last update: 1999-10-31)
SPIRALの作り方
この版のSPIRALはPGPLOTに強く依存しており、
しかもV.5.2.0以降の版が必要です。
(ライブラリを使用するだけなので、systemにinstallする必要はありません)
CFITSIOはv2.032以降のものを使って下さい。
古いバージョンのものについては動作を保証できません。
% su iraf (IRAF管理者用IDを使用して下さい)
% cd /iraf/extern (以下ではここにインストールと仮定します)
% gzip -cd /xxx/spiral???.tar.gz | tar xvf -
% ln -s spiral??? spiral
(上記の???の部分はバージョンで異なります)
また、同じところに、
spiral.bin.sun (Sunの場合) または spiral.bin.linux (Linuxの場合),
あるいは
spiral.bin.fbsd (FreeBSDの場合)
というディレクトリを作り、
さらにspiralディレクトリ中のbinがそこを指すようにリンクを張って下さい。
% mkdir /iraf/extern/spiral.bin.sun (Sunの場合)
または
mkdir /iraf/extern/spiral.bin.linux (Linuxの場合)
または
mkdir /iraf/extern/spiral.bin.fbsd (FreeBSDの場合)
% cd spiral
% rm bin
% ln -s ../spiral.bin.sun bin (Sunの場合)
または
ln -s ../spiral.bin.linux bin (Linuxの場合)
または
ln -s ../spiral.bin.fbsd bin (FreeBSDの場合)
Makefile_***, ISOPHOTES.INC, SPIRAL.INC
をチェックし必要に応じてエディットして下さい。
MakefileはSunOS用、Solaris用、Linux用およびFreeBSD用があります。
FreeBSD用のものは最近改訂していません。Linux用のもの
を参考に適宜修正していただく必要があります
Makefile については、パス(path)の設定だけで OK だと思います。
lib/にもMakefileがありますが、X11のincludeファイルのパスの
設定に注意して下さい。
(*) これらのインクルードファイルの変更は、Linux版では反映されません。
もしも変更が必要と思われましたら、grep 等を用いて変更の必要な
Cのソースファイル(*.c)を探し、直接そのファイルを修正して下さい。
コンパイルして実行形式のプログラムを作り、更にそれらの実行形式のファイルが
bin ディレクトリに移されます。
MakeMeAll g77
としてください
このためには、IRAF の unix/hlib ディレクトリにある
extern.pkg というファイルに以下の2行を加えます。
reset spiral = /iraf/extern/spiral/
task spiral.pkg = spiral$spiral.cl
もちろん1行目の右辺はしかるべく変更して下さい。
さらに このあとの reset helpdb .... の部分に
,spiral$lib/helpdb.mip\
も、加えてください。
お楽しみ下さい。
SPIRALタスクの個人用カスタマイズの方法
(実行形式のファイルとソースの関係等はMakefileを参考にしてください)
FC = f77
LIBSPIRAL = /iraf/extern/spiral/src/lib/libspiral.a
LIBWIND = -L/usr/openwin/lib -lX11 -lm -lsocket -lnsl
LIBPGPLOT= /usr/local/lib/libpgplot.a
LIBFITSIO= /usr/local/lib/libcfitsio.a
LIBS = $(LIBSPIRAL) $(LIBPGPLOT) $(LIBWIND) $(LIBFITSIO)
all: myprog.e
myprog.e : myprog.f mysubs.f
$(FC) $(COPT) -o myprog.e myprog.f mysubs.f $(LIBS)
最後の行の$(FC)の行の最初の空白はTABでないといけません。
という感じで良いと思います。(もちろんpathは環境に応じて変える)
procedure myprog (image)
file image {prompt='input images'}
bool magscale {no,prompt='display level is mag-scale? no=linear'}
begin
task $progbin=("$/home/mhamabe/progs/myprog.e $(*)" )
progbin (image, magscale)
end
という感じで作ります。
(myprogの実行形式ファイルは、/home/mhamabe/progs/myprog.eです)
task myprog = /home/mhamabe/progs/myprog.cl
という1行を加えておきます。
メニューには出て来ませんが、これで myprogが IRAFの中から使えます
連絡先
日本女子大学 理学部 数物科学科
浜部 勝
TEL: 03-5981-3620/3603
FAX: 03-5981-3602
E-mail: hamabe@fc.jwu.ac.jp